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![]() ある時急に警備が厳しくなり軍隊か警察?が私の部屋の前に銃を持ってうろうろしている。何事かと思って聞いたらクリケットの国際試合でパキスタンからの選手が私の部屋の隣に泊まっているらしい。この厳重警備は数日続いた。インドのナショナルメンバーもここに泊まっていていわゆる若いインド女性の追っかけが選手の出入りに敏感だ。私も興味本位で見に行き隣の人に”あれは誰か”と聞くと親切に詳細に説明してくれたが、クリケットのルールもインド人の選手も知らない私には”そうですか凄いプレーヤーですね”としか応えられなかった。 下の写真は玄関でガードとドアボーイと撮ったもの。毎日顔を合わせるので顔見知りになってしまう。時にはタクシーを手配してくれたり心地よいサービスだった。ターバンを巻いているのはインド北部のパンジャビのひと。職を得るのも地縁血縁が強いらしい。いつもはもっとにっこりしているのだがカメラの前ではやや難しい顔をしている。 ![]() このときは、この仕事の後12月1日からエジプトの仕事へ出張する予定だった。カルカッタは12月3日までだったから重なっていたわけである。そうこうしているうちに痛ましいニュースが飛び込んできた。それは11月17日だった。”ルクソールで日本人を含む観光客がイスラム原理主義者により射殺された”と。この事件でエジプト行きは中止になり、カルカッタに予定通り滞在することになった。 |
Taj Bengal, Nov.1997 |
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