Bangkok バンコク天使の都、クルンテープ マハナコン・・・・

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【水田の広がるドンムアン・バンコク、最初の印象-1983年3月】


バンコクを最初に訪れたのは、正確にはタイの土地を踏んだというべきか、アテネ発南回り東京行きに乗った1983年の3月であった。ヨーロッパを一ヶ月ばかり貧乏旅行をして日本への帰途数時間だったがバンコクに降り立った。そのころのドンムアン周辺は水田の印象しかない。

このフライトがJALにとって最後というDC8のタラップを踏みしめながら、早朝の、しかし、もう暑さを感じる季節の生の風を受けながら手ぶらで降りたった。ドンムアン空港は何かアジアを感じさせる匂いがした。それから8年近くたった1991年、タイへ出張した。


【その後のバンコクにて-1993-95年】

写真は1993-95年に撮影
運河を走るボート チャオプラヤ河畔より オリエンタルホテル前
バス停にて
船を待つ僧侶たち ソイバイク バンコクのボート

 本格的にバンコクに滞在したのはプロジェクトがはじまったからだ。1992年後半から1995年まではかなりの月日をバンコクで過ごした。1995年以降も年に数回はバンコクを訪れている。

 長期滞在中はバンコクから日帰りでいけるアユタヤ、カンチャナブリ、ダムナンサドワック、ホアヒン、パタヤなどへ足を伸ばした。一度プーケットへも行った。行こう行こうと思っていたチェンマイへはまだチャンスがない。

 バンコクはアジアの大都市の中でも深刻な交通問題を抱える都市であり、エクスプレスウェイや空港への有料道路、LRTなど交通プロジェクトが目白押しだった。2000年には念願の軌道系公共交通であるスカイトレインが開業、交通渋滞緩和に寄与している。

 バンコクに暮らしてみて目を見張るのは交通プロジェクトの他、急速な都市再開発であった。道路インフラが充分とは言えない状況下にありながら、スクンビット周辺を含めて低層住宅地であった地区に高層ビルが雨後の筍のように立ち上がっていく様は驚きに値する。

 1997年の通貨危機で都市開発も一服した面が見られた。ガラスが填めていない建設途中のビルを多く見かけた。しかし、その後も着実にバンコクは都市再開発が進んでいる。

バンコクで滞在したホテル アパート
 

【赤い絹-松本清張】


タイに関する小説もいくつか書かれている。その中で、非常に興味深かったのは、松本清張作”赤い絹”だ。タイシルクを世に送り出した米国人ジム・トンプソンの失踪事件を題材にしたミステリーでかなりリアリティーがあった。お薦めの一冊です。

職場(内務省都市計画局)1993年
仕事をしていたDTCPの部屋 その2

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