Click for Prague, Czech Republic Forecast
EURO index
Galley index
travel info
My Photo

ミレニアムプラハ、1999年12月末

15年ぶりにプラハを訪れる機会を得た。あれからそんなに年月が流れているとは実感がない。1985年、共産主義時代のプラハは表向きこんなに賑やかではなかったが、プラハの持つ歴史的な雰囲気は当時と全く変わっていなかった。プラハの旧市街を含めた歴史地区は1992年に世界文化遺産に登録された。

Prague1999/2000 | Prague1985 Summer | Prague1985(mirror) | プラハ地下鉄路線図 | プラハ中心部地図

プラハ旧市街

写真左:旧市街広場にある「天文時計」で有名な「スタロー・ムニェスト旧市庁舎」

写真中:トラムと新しい事務所ビル
東欧諸国は早くから公共交通としてトラムが発達した。ヨーロッパの街に似合う交通機関だ。15年前も同じ道を歩いたが、このあたりは暗かった印象。ここはパウダータワーの近く、このビルの反対側も再開発が進んでいた。この写真は、プラハの歴史あるトラムと新しい建築物の対比、新旧織り交ざっているが調和がある。

写真左:旧市街広場に面したツーリストインフォメーション、ガラスに旧市街の建物が写る。地図類など情報が豊富だった。

プラハ

 街の表情はどことなく明るくなった。確かに明るくなった。歴史的な建物のメンテナンスや商業施設が増えたことによるのだろうか?それとも人々の表情が明るくなったのだろうか。お店が多すぎていささか商業主義に走り過ぎという感じもしないわけではないが、超一級の観光資源に恵まれた国際観光都市ゆえ可能なのだろう。

旧市街にはパリかウィーンとも思える素敵なウインドウのブティックも多く出現し、歴史的な建物は順次修復されどんどんと街が回復しているような印象だった。

写真左:

写真中:カレル橋、プラハを流れるヴルタヴァ川(モルダウ)に架かっている橋、ヨーロッパに現存する最古の石橋。神聖ローマ皇帝カール4世の治世下1357年に建設が始まり1400年に完成した。今はプラハの観光名所、橋の長さ516メートル、幅10メートル、16連のアーチから構成されている。橋を守るために3つの塔が建てられておりとくに旧市街側の塔はゴシック様式の建築として名高い。橋の欄干には15体ずつ、合計30体の石の彫刻が並んでいる。

写真右:

冬の日差し、プラハ

写真左:真冬の夕日を浴びるティーン聖堂の尖塔

写真右:プラハを流れるヴルタヴァ川(モルダウ)の流れ、カレル橋の袂にて

プラハ空港から市内へ

 今回パリから飛んだのでのプラハの空港から入国した。数年前より日本人への査証が免除になっていたので入国はいたって簡単に済んだ。空港施設は真新しく建て替えたばかりのようだった。観光案内所もあり、そこで市内の地図と中心部への行き方を聞いた。キオスクで切符を買い小雪の降る中空港前のバスターミナルから地下鉄Aラインの終点、DEJVICKまで119番のバスで15−20分程度だ。そこで地下鉄に乗り換え中心へ向かった。詳しくはこちら

 空港内にチェドック(Cedok, "C"の頭にヘを逆さまにした記号が付く)の窓口がありそこでチェドック割引のホテルを紹介している。契約しているホテルのリストがありそこに宿泊費が明記され場所と値段で検討できるようになっていた。私の場合AXAというホテルを紹介され、実際にホテルで宿泊費を聞いてみたが、直接交渉するよりもチェドックをとおしたほうが割安だった。

 チェドックという当時ホテルを紹介してもらった国営旅行社へ行ってみた。今は民営化されているが名前は当時と同じチェドックという大きな看板を掲げていた。チェコ人は当時からテキパキと仕事をこなしていたという印象だが、それはさらにサービスが向上していた。オフィス自体が白を基調としたモダンなインテリアになり、待合いのファニチャーも充実しここで少し旅の旅程を考えることもできる。

コーヒーの自動販売機もあり、試しに買ってみた。カップからコーヒーが溢れ床を汚してしまったが女性が直ぐに飛んできて大丈夫だからと世話をしてくれた。

プラハ読本

 

Link

dummy bo

Click for Prague, Czech Republic Forecast