寒々としたブダペスト1997年12月
ブダペストは何度となく訪れている。これは、ブダペスト以東へ行く場合必ず通過するからだ。最初にブダペストを訪れたのは１９８５年、ウィーンから列車で行った。２回目も同様、そのときはここで列車を乗り換え、ベオグラード経由でソフィアまでいった。そのときソフィアから飛行機でブダペストへ戻り数日滞在後、列車でウィーンへ戻った。３回目となったこのときはソフィアから飛行機で往復した。
Budapest 1997 | Szentndre | Budapest 1985 Budapest1985 (mirror)
ブダペストへ
１９９７年から日本人への査証（観光）が免除になったのを契機に3回目になるブダペストへ行くことにした。クリスマスが終わった直後、2回目に来たときと同じルート（特に意図していたわけではないが）でソフィアからブダペストへマジャール航空で飛んだ。エアークラフトは前回とは異なりフォッカーの中型旅客機だった。マジャール航空は以前と変わりなくとても快適なフライトだった。
ブダペストの空港はターミナルが新しく整備され白を基調としたデザインは小奇麗な印象だった。こういうインフラへの投資がブルガリアよりも中央欧州と呼ばれるハンガリーをはじめとする国々のほうが先行していた。
市内へのアクセスは以前もミニバスがあったが今回はホテルを回るミニバスを利用した。これで、ホテルの目の前まで行くことができた。ブダペストの滞在先
ブダペストの滞在はこれまで通過が多かったこともあり、同じエリアだけに滞在していたが、このときは、一つ新しいところへ行った。郊外の街、サンタンドレへの足を伸ばしたのだ。
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蝋燭の灯り、マーチューシャ教会
蝋燭の灯りが印象的だったマーチューシャ教会、外は雲に手が届きそうなほどどんよりとしていたが、教会の中は何本もの蝋燭の光が内部を照らしていた。
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| 蝋燭の灯火 |
ブダペスト、Nyugati駅
Nyugati駅近くにあった日本料理屋へ知人を招待したときにこの辺りにきた。地下鉄の駅を上がっていくと駅舎があり、中をのぞいたら水蒸気だろう靄っていて幻想的な駅構内だった。
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| ドナウに反射する朝日 | Nyugati駅 |
CafeとExpresso
ケンピンスキーホテルの近く老舗風のカフェがあった。とにかく底冷えのするような寒さだったので、何かとここへ立ち寄り暖をとった。ここのエスプレッソはとてもいい味だったことも何度も足を向けた理由だ。
カフェはいつも混みあっており席を捜すのが大変だった。タバコの煙がゆらゆらとカフェの中を漂っていた。まだ入り口には大きなクリスマスツリーが鎮座していた。窓際の席が取れればラッキーだ。そこから通りを行く人々を眺めながら談笑した。
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