バンコク発タシケント行き、ウズベキスタン航空便

成田からバンコクを経由してウズベキスタン航空でタシケントへ向かった。バンコクからはヒマラヤ山脈沿いにルートを取り、 山並みが途切れるカシミール辺りから内陸へ航路を変えしばらくするとタシケントだった。

早朝のバンコック、ドンムアン空港 一番奥がウズベク航空機 朝霧の中のA300ウズベキスタン航空機(写真の質が悪いので差し替え予定)

気さくなフライトアテンダント

私たち日本へも飛んだことあるの!大統領と一緒に!カリモフ大統領が来日した際、この飛行機で日本まで飛んだらしい。

 

コックピットよりK2峰を望む

気さくなフライトアテンダントたちと話しているうちに、K2峰がもう直ぐ見えると教えてくれた。では、カメラを撮りに行って戻ってきたら、コックピットからK2がよく見えるからと中に入れてもらってこの写真を撮った。

 

アラル海の玄関口ウルゲンチヘのフライト ツポレフ機、タシケント空港にて

出張手配

ウズベキスタンの経験は調査団メンバーでは誰もがなかったので、この地域を専門にしている旅行社を探すことにした。幸いにも、ジェス旅行センターという四谷にある(当時)旅行社が中央アジアに詳しいということで相談にいった。現地での通訳やその他の情報をはじめビザの申請と航空券手配など大変お世話になった。

ビザ手配

査証は空港で取得することになっていた。事前に日本から手配してあったので、ビザセクションでパスポートを見せて取得した。なんとノートパソコンにデータが入れてあり、それを確認しながらの手続きだった。金額ははっきり覚えていないが50ドル程度だっただろうか。

バンコクからタシケントへのフライトルート

タシケント空港

はっきり言ってオンボロだった。ベルトコンベヤーは壊れていて自前で荷物を受け取りに行った。当時はそんな状況だったが今は援助機関からの融資で近代化されていると思う。  この地域ではハブ空港の位置付けだろう。カザフスタンやキルギスタンへのフライト、そしてイスタンブール、モスクワはもちろん、ダブルランドロックカントリー(隣国も海に面していない)ゆえ航空網。

CIS流(ロシア流)エクセスチャージ(おまけ)

バンコクへ戻るとき空港のチェックインで、荷物が規定より重いという。BKKからは何ら問題なく、こちらに来て買い増ししたわではないがとにかく超過しているの一点張りでクリアできない。そこで、エクセスチャージはいくらかと聞くと、待ってましたとばかり”xxxドル”という返答。そんに高いのかと文句をいうと、領収書なしだったら50%引きでOKだという。なんともまあ、団結力のある空港職員だこと、市場経済化し生活費を稼ぐの大変なのだろう、旧共産圏どこでもよく似ている。